ご挨拶

 年の移ろいは早いもので今年も師走を迎え、皆様には何かとご多用な中、お変わりなくお過ごしのことと拝察申し上げます。全国的に熊の被害が相次いでいます。環境の変化から熊の生息圏に捕食するものが無くなってきている状況とのことですが、南アルプス市も目撃情報が出ていることから情報をしっかりと共有し注意していただきたいと思います。

 さて、環境の変化と言うと温暖化の影響もあってか、今年はインフルエンザが先月から猛威を振るっております。中北保健所管内においても既に警報が発せられました。白峰荘においては10月23日に入所者、職員とも予防接種をしたところですが、大事を考えて12月1日より当面の間、面会と外出を中止させていただきます。ご家族との面会は入所者も何よりの楽しみに一つであり、大変心苦しいのですがご理解をいただきますようお願い申し上げます。現時点では発症している入所者はいないことから、関係機関とも相談しながら一日でも早く解除できますよう予防を徹底していきます。

 先月に予定していた紅葉狩りバスハイクも体調不良者が目立ったことから中止させていただきましたが、今月は毎年の恒例行事となっているクリスマス会を実施したいと計画しています。白峰荘ではお馴染みのパペットショーで入所者の皆様に楽しんでいただきたいと思います。

 さて11月26日には山梨県の指導監査を受けました。これは社会福祉法人法に基づき行われる監査で概ね三年に一度実施されます。管理、経理、処遇と分けて監査を受け、指摘事項も何点かありましたので、しっかり改善し施設運営に繋げていきたいと考えております。

 結びとなりますが、寒暖差が大きく体調を崩しやすい季節ですので、ご家族の皆様方にも体調管理を細やかに、健康にはくれぐれもご留意し新年をお迎え下さい。

 今後とも施設運営に対してご理解とご協力をよろしくお願いします。

社会福祉法人昭和会
特別養護老人ホーム白峰荘 施設長